×厚さわずか0.02mm、角質層がにぎる美肌へのカギ

キメが整った、毛穴レスで、もっちりと吸いつくような肌、女性なら誰もが手に入れたいと願う美肌…憧れます。

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では、あなたが美肌になるのを邪魔しているのは何でしょう?

・乾燥肌?
・大人ニキビ?
・毛穴の開き、たるみ毛穴?
・鼻の黒ずみ、角栓?
・乱れた肌のキメ?
・しわやシミ?

実は、これらの肌トラブルの多くは、肌のバリア機能が低下して引き起こされているものです。

なぜ肌のバリア機能が低下すると肌荒れや肌の老化を進行させることになるのでしょうか?

美肌のカギを握るのは、厚さがわずか0.02mmしかない角質層です。

0.02mmといえばラップ程度の厚み、これが肌はデリケートだと言われる所以です。

今回は、角質層とバリア機能の関係について掘り下げたいと思います。


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角質層とは?

皮膚は表皮と真皮の二重構造。
今回のお題は角質層なので、真皮は省略しますね。

角質層3
画像:nikibi-bye.net

表皮は、内側から基底層・有棘層・顆粒層、そして一番外側の角質層となります。

肌のターンオーバーで細胞は約1ヶ月かけて生まれ変わると言われています。

基底層で生まれた細胞が変化しながら上の層に押し上げられ、角質層になる頃には死んだ状態になり、角質層としての役目を終えたらアカとなって剥がれ落ちます。

ですから、角質層とは?
ざっくり言えば「死んだ細胞の集まり」なんです。

死んだ細胞に何ができるの?って感じですが…これが超重要な働きをしてくれているのです。

角質層だけを拡大してみると、こんな感じ。
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画像:pure-la.net

角質層の構造はとてもシンプルで、「角質細胞」と「細胞間脂質」で構成されています。

先ほどお伝えした死んだ細胞=角質細胞

角質細胞の中には「NMF」という保湿成分が含まれています。

ここで大事なのは、死んだ角質細胞ではなく、細胞内に含まれるNMFの働きです。

NMFとは、Natural Moisturizing Factor の略で、天然保湿因子と呼ばれています。


その角質細胞をつなぎとめるセメントのような働きをしているのが細胞間脂質です。

この細胞間脂質の約40%を占めるのが「セラミド」なんです。

化粧品などでセラミドが配合されたものが数多くあるのは、不足しがちな肌本来のセラミドを補うためなんですね。

肌全体の構造について詳しくまとめた記事はコチラ
肌の構造を知ることで自分の肌を知る


肌の水分保持とバリア機能とは?

では次に、角質層の重要な使命とは?

角質層の役割は、紫外線や大気汚染などの外部刺激から肌を守り、肌内部の水分が蒸発しないように水分を抱え込むことです。

まず、角質層を構成する成分であるセラミドとNMFは、肌のうるおいを保つ貯水池のような働きをしています。

角質層 スキンケア大学
画像:スキンケア大学

肌のターンオーバーの過程でセラミドやNMFが十分に生成され、正常に機能していると…

角質細胞同士の隙間にある細胞間脂質が水分をうまくキャッチしてキープしてくれます。

この細胞間脂質は図のようなラメラ構造になっていて、水分をガッツリ抱え込んでいるカタチになります。
角質層の構造 kaisyou navi jp
画像:kaisyou-navi.jp


肌が内側からうるおうことで、肌にふっくらしたハリやツヤがでて、乾燥知らずでいられます。

また、肌の内部が水分で満たされることで、外部刺激をシャットアウトできるんです!

それが、肌を守るバリア機能となります。

ついでに、肌表面の「皮脂膜」も肌内部の水分の蒸発を防ぎ、雑菌の繁殖を抑制する働きをしています。


これらのセラミド・NMF・皮脂膜が強力タッグを組むことで、トラブルを寄せつけない強く美しい肌になれるのです。

が、現状 肌荒れに悩む方は、この水分保持とバリア機能が正常に働いているとは言えません。


肌のバリア機能が低下すると?

肌の要ともいえる働きをしている角質層、実はたった0.02mmしかないんです!?

肌のバリア機能を低下させてしまう要因は、紫外線や生活習慣、間違ったスキンケアなどたくさんあげられます。

その中でも、何より角質層にダメージを与えてしまうのは、間違ったスキンケアだと言われています。

この薄さを自覚していないと…過度に洗顔したり、肌を擦ったり、パッティングしたりして、角質層を自らの手で傷つけてしまうんです。

加齢などにより肌のターンオーバーは遅くなると言われていますが、間違ったスキンケアを行うことで肌を傷つけてしまうと、肌のターンオーバーは早く乱れがちになります。

ターンオーバーについて書いた記事はコチラ
肌のターンオーバーが早くても肌荒れの原因に!?

肌のターンオーバーは遅くでもダメ、早くてもダメなんです。

肌のターンオーバーが正常に行われないと、セラミドなどの細胞間脂質やNMFを十分に生成することができないからです。

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まずセラミドが不足してしまうと、角質細胞を繋ぎ合わせるセメントが不足するわけですから、角質細胞はバラバラの状態になります。

その結果、肌表面がゴワゴワしたり、キメやツヤがなくなったりします。症状が悪化すると、粉を吹いてしまうことも…

また、セラミドが不足することで水分を保持することができなくなり、肌内部の水分がどんどん蒸発してしまいます。

その結果が「乾燥肌」です。

さらに、水分を保持しバリアしてくれるはずのラメラ構造が壊れてしまうので、紫外線などの外部刺激が肌の奥まで届き、肌へのダメージは増すばかり…

バリア機能が低下した乾燥肌は、シミやしわの原因となるだけでなく、肌が赤らむ、かゆみがでる、化粧水がしみるなど、少しの刺激にも反応してしまう「敏感肌」になってしまいます。

こわい、まさに悪夢のような負のサイクル!?

肌のターンオーバーの乱れ=バリア機能の低下=乾燥肌・敏感肌・肌荒れと考えていただいて良いと思います。


肌荒れ地獄の負のサイクルに陥らないためにも、角質層を健やかに育み、バリア機能を高めるスキンケアを心掛けたいものです。


もう肌荒れで悩まない!

さて、暗い話はココまで!

角質層がどれだけ重要な使命を果たしているか、ご理解いただけたと思います。

そこで、健やかな角質層を育てるために、美肌に近づくために、できることは何か?

それはバリア機能を低下させてしまう要因を排除すること。

ちょっと心掛けることで、肌は変わっていきますよ!

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今すぐ美肌とはいきませんが、角質層が生まれ変わる肌のターンオーバーは正常であれば1ヶ月単位と短いのですから♪

できることから始めましょう!

1. 肌を擦らない
2. 熱いお湯で洗顔しない
3. 過度な洗顔をしない
4. 過剰な毛穴ケア・角質ケアをしない
5. 保湿ケアを怠らない

難しいことは何もありません。

乾燥肌・敏感肌・肌荒れを起こしていると、その悩むが深ければ深いほど、つい過剰なスキンケアに走りがちになってしまいます。

5つの「しない」を思い出してみて下さい。

こんなことで美肌になれるの?と思われてしまうかもしれませんが、肌荒れに悩んでいる方ほど意外と守っていなかったりします。

角質層の構造を知り、やってはいけないこと止め、正しいスキンケアで改善する。

何かを足すスキンケアではなく、今やりすぎていることを止めるのが先決です。

肌は擦らないのが大前提、正しい洗顔方法を徹底して、クレンジングや毛穴パック、ピーリングなどの過剰なスキンケアを控えて肌への負担を減らす、保湿ケアは適正量をしっかり浸透させるなどなど、どれも取り入れやすいことばかりです。

角質層は再生します、生まれ変わるんです!

角質層を育むスキンケアを始めましょう♪


間違ったスキンケア方法について詳しく知りたい方はコチラの記事を読んでみてね。
ありがちなNG洗顔方法
間違った洗顔方法で失われるもの
本当にピーリングが必要ですか?


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